関西で流通した魚、魚の缶詰からも放射能が検出された
2012.01.09 Mon 19:15 -edit-
関西で流通している魚からも放射能が検出されました。東日本産なのであたりまえですが。
しかし問題は「兵庫県産」の「アンコウ」です。
わかりやすいので笑えますが、兵庫県でアンコウは穫れません。
明らかに産地偽装で悪意を感じます。
それから、食品大手企業のニッスイが放射能入り缶詰を販売してしまいました。
これで日本の魚関係の食品製造業が、放射能汚染に関して無責任であることがはっきりしました。
東日本エリアで穫れたサバが汚染されているのは、素人が考えてもわかります。
ニッスイはわかっていて生産し、販売しました。
基準値以内だから良いというのは、我々レベルの消費者には通用しません。
確かに放射能を気にしない消費者も沢山いますので、是非どのくらい放射能汚染されているのかはっきりと表記して販売して頂きたい。
キログラムあたり何ベクレル放射能入ってますと。
食品加工メーカーさん、お願いします。
それから生鮮食料品も放射能検査ができることが、この調査で誤摩化せなくなったのですから、是非生産者は言うに及ばす、流通企業、販売企業は率先して検査を行うようにして下さい。
そうでないと買いませんので。
放射性物質は化学物質による汚染よりも遥かに身体に悪影響を与えます。
どうかお願いします。
食品放射能調査 第3回目:冬のお魚調査・魚介類加工品調査
記事 - 2011-12-14 GREENPEACE
東海・関西地方にある大手スーパーマーケット5社の店舗で、魚介類商品の抜き打ち調査を行いました。
調査結果
冬のお魚調査(東海・関西編)
第1回目と2回目調査の関東・三陸地方で購入した魚介類商品と比較して放射線値は比較的低く、検出サンプル数も低い結果となりましたが(75サンプル中5サンプル)、東日本太平洋側の海域だけでなく、兵庫県を産地として表示する魚介類からも、放射能汚染が確認されました。
詳細結果(PDF)
イトーヨーカドーを除く大手スーパー5社中4社で、魚介類商品から放射性物質(セシウム134、137)を検出し、東海・関西地方にも放射能汚染された魚介類商品が出回っていることが明らかになりました。
汚染度が最も高かった検体はユニー(アピタ)名南店で購入した茨城県産の「ワカサギ」で、1キログラム当たり57.2ベクレルでした。
ユニー(アピタ)名南店で購入した兵庫県産のアンコウから、1キログラム当たり16.2ベクレル(セシウム134、137)が検出され、東日本太平洋側の海域以外のエリアを産地として表示する魚介類も、放射能汚染されていることが確認されました。
ただし現状の穴だらけの表示制度では、このアンコウが実際に兵庫県で漁獲されたものなのか、別の海域で漁獲され兵庫県にある漁港に水揚げされたものなのか、判断することができません。
第1回目と2回目調査は関東・三陸地方の店舗で販売されている商品を購入し、ブリ、カツオ、マダラ、メバチマグロなど、大型魚からの放射性物質の検出が目立ちました。
しかし今回の東海・関西地方での調査では、マダラ(北海道産)、サケ(宮城県産)、サンマ(岩手県産・千葉県産)、カツオ(宮城県産)、などからは放射性物質を検出しませんでした(検出限界未満5Bq/kg未満)。
調査結果
魚介類加工品調査
詳細結果(PDF)
第2回調査で「さば水煮」の缶詰から放射性物質が検出されたことを受け、新たに都内で缶詰など魚介類を原料とする加工品を購入し、調査しました。
結果、15サンプル中1サンプルから放射能汚染が確認されました。
放射性物質が検出されたのは前回調査と同様「さば水煮」の缶詰(販売者は異なる)で、1キログラム当たり7ベクレルのセシウム137が検出されました。
加工商品は鮮魚と比較して表示義務が甘く、この缶詰の原料が何サバなのかも、いつどの海域で獲られた魚なのかも購入時に把握できません。
汚染を検出した缶詰情報(販売者には既に調査結果をお知らせしています。)
商品名:さば水煮
販売者:日本水産株式会社(ニッスイ)
原材料:さば、食塩
賞味期限・製造所固有記号:AM10/5 2014.9.10 (製造日または加工日、さばの種類の明記はなし)
http://www.greenpeace.org/japan/monitoring/fss3/?gv20111215
原発 放射能 水道 食品汚染 TPP
しかし問題は「兵庫県産」の「アンコウ」です。
わかりやすいので笑えますが、兵庫県でアンコウは穫れません。
明らかに産地偽装で悪意を感じます。
それから、食品大手企業のニッスイが放射能入り缶詰を販売してしまいました。
これで日本の魚関係の食品製造業が、放射能汚染に関して無責任であることがはっきりしました。
東日本エリアで穫れたサバが汚染されているのは、素人が考えてもわかります。
ニッスイはわかっていて生産し、販売しました。
基準値以内だから良いというのは、我々レベルの消費者には通用しません。
確かに放射能を気にしない消費者も沢山いますので、是非どのくらい放射能汚染されているのかはっきりと表記して販売して頂きたい。
キログラムあたり何ベクレル放射能入ってますと。
食品加工メーカーさん、お願いします。
それから生鮮食料品も放射能検査ができることが、この調査で誤摩化せなくなったのですから、是非生産者は言うに及ばす、流通企業、販売企業は率先して検査を行うようにして下さい。
そうでないと買いませんので。
放射性物質は化学物質による汚染よりも遥かに身体に悪影響を与えます。
どうかお願いします。
食品放射能調査 第3回目:冬のお魚調査・魚介類加工品調査
記事 - 2011-12-14 GREENPEACE
東海・関西地方にある大手スーパーマーケット5社の店舗で、魚介類商品の抜き打ち調査を行いました。
調査結果
冬のお魚調査(東海・関西編)
第1回目と2回目調査の関東・三陸地方で購入した魚介類商品と比較して放射線値は比較的低く、検出サンプル数も低い結果となりましたが(75サンプル中5サンプル)、東日本太平洋側の海域だけでなく、兵庫県を産地として表示する魚介類からも、放射能汚染が確認されました。
詳細結果(PDF)
イトーヨーカドーを除く大手スーパー5社中4社で、魚介類商品から放射性物質(セシウム134、137)を検出し、東海・関西地方にも放射能汚染された魚介類商品が出回っていることが明らかになりました。
汚染度が最も高かった検体はユニー(アピタ)名南店で購入した茨城県産の「ワカサギ」で、1キログラム当たり57.2ベクレルでした。
ユニー(アピタ)名南店で購入した兵庫県産のアンコウから、1キログラム当たり16.2ベクレル(セシウム134、137)が検出され、東日本太平洋側の海域以外のエリアを産地として表示する魚介類も、放射能汚染されていることが確認されました。
ただし現状の穴だらけの表示制度では、このアンコウが実際に兵庫県で漁獲されたものなのか、別の海域で漁獲され兵庫県にある漁港に水揚げされたものなのか、判断することができません。
第1回目と2回目調査は関東・三陸地方の店舗で販売されている商品を購入し、ブリ、カツオ、マダラ、メバチマグロなど、大型魚からの放射性物質の検出が目立ちました。
しかし今回の東海・関西地方での調査では、マダラ(北海道産)、サケ(宮城県産)、サンマ(岩手県産・千葉県産)、カツオ(宮城県産)、などからは放射性物質を検出しませんでした(検出限界未満5Bq/kg未満)。
調査結果
魚介類加工品調査
詳細結果(PDF)
第2回調査で「さば水煮」の缶詰から放射性物質が検出されたことを受け、新たに都内で缶詰など魚介類を原料とする加工品を購入し、調査しました。
結果、15サンプル中1サンプルから放射能汚染が確認されました。
放射性物質が検出されたのは前回調査と同様「さば水煮」の缶詰(販売者は異なる)で、1キログラム当たり7ベクレルのセシウム137が検出されました。
加工商品は鮮魚と比較して表示義務が甘く、この缶詰の原料が何サバなのかも、いつどの海域で獲られた魚なのかも購入時に把握できません。
汚染を検出した缶詰情報(販売者には既に調査結果をお知らせしています。)
商品名:さば水煮
販売者:日本水産株式会社(ニッスイ)
原材料:さば、食塩
賞味期限・製造所固有記号:AM10/5 2014.9.10 (製造日または加工日、さばの種類の明記はなし)
http://www.greenpeace.org/japan/monitoring/fss3/?gv20111215
原発 放射能 水道 食品汚染 TPP
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