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    原発問題 -The Truth is Out There-

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    「転び公妨」に相次ぐ批判 共通する警察の異常な対応 2013年4月3日 井部正之 

    「転び公妨」に相次ぐ批判
    共通する警察の異常な対応
    2013年4月3日 井部正之 [ジャーナリスト] Diamond Online

    2011年3月の東日本大震災で発生した震災がれきを全国各地で受け入れて処理する、いわゆる震災がれきの「広域処理」。現在大阪市が計画している「広域処理」に対して反対運動が続いているが、そうした反対派の逮捕が相次いでいる。2012年12月には関西の広域処理反対運動のリーダー的な存在である阪南大学准教授の下地真樹氏ら3人が逮捕された。下地氏ら2人は20日の勾留後、釈放されたが1人は起訴された。がれき広域処理の反対運動に対する弾圧との指摘もある一連の警察介入の真相に迫るとともに、今年2月から震災がれきの受け入れを本格実施した大阪市の状況を報告する。


    被疑事実すらあいまい

    本連載第20回で報告した、必要な医療が施されず「憲法が禁止する拷問」状態だと憲法学者が告発までしていた、大阪拘置所に収監されていた大山裕喜子さんが2月25日夕方に保釈された。

    だが、大山さんには2012年11月13日の大阪市によるがれき広域処理の説明会会場での逮捕時に現場にいた人びとと電話や電子メールなども含めていっさい接触してはならないなどの厳しい保釈条件が付けられた。また当日逮捕された4人のうち、大山さんら3人は同12月4日に大阪地裁で起訴されており現在も裁判が進行中である状況に変わりはない(1人は処分保留で釈放)。よって現状では10月5日に関西電力前の抗議行動で公務執行妨害と傷害の疑いで逮捕された1人と、この男性を助けようとして公務執行妨害や器物破損に問われた1人(11月16日逮捕)、第21回に報告したJR大阪駅のコンコースを通ろうとしたさい、JR職員の足を踏んだことなどが威力業務妨害に当たるとして起訴された1人とあわせ、3件の逮捕事件で延べ6人(計5人)に対する訴訟が進行中ということになる。

    この間、十分触れることのできなかった10月5日と11月13日の逮捕事件について改めて報告する。今回は10月5日の事件だ。

    この逮捕は、関西電力本社前における抗議行動で起こった。

    12月下旬に大阪府警天満署に確認したところ、「午後7時15分、警戒中の警察官に対して、身体をつかんで転倒させるなどの暴行を加えてけがを負わせ、職務執行を妨害した」、公務執行妨害および傷害の容疑で40代の男性を現行犯逮捕したとの当時の記者発表資料を読み上げた。この逮捕は、警察官が自ら転倒していながら、突き飛ばされたなどと言いがかりをつけて公務執行妨害などで逮捕する「転び公妨」だと当日の参加者やネット上で批判が相次いだ。

    逮捕状況についての天満署の説明はこうだ。

    「(抗議行動の参加者が)道路に広がって大声を出したりしていたのを警察官が警告したところ、被疑者が顔の近くで腕を振り回したり、執拗につきまとって邪魔をした。それで警察官が制止しようとしたら、抱きついて道路上に引き倒した」

    そして「弁録(弁解録取書。容疑者の弁解内容を記載する文書)で行為は認めている」と強調する。また被疑者の呼気からアルコールが検出されたともいう。

    ところが、よく確認してみると、「つかみ合いになって、抱きつくかたちでいっしょに転んだことは認めてます。引き倒したとまではいってない」と当初と違う説明をして笑った。

    天満署によれば、転倒した警察官が右頬に軽いすり傷を負ったことが逮捕理由であり、もう1人、尻を打った警察官が全治3週間のけがを負ったことが後にわかったという。

    取材時、警察側の示した被疑事実すべてを被疑者が認めているかのように勘違いしかねない説明を最初にし、細かく聞いていくと笑いながら訂正する天満署側の姿勢には、誠実さが感じられなかった。それで「つかみ合い」についても確認した。以下がおおよそのやり取りである。

    ──つかみ合いになってというのは最初どっちがつかんだのか。

    「わかりません」

    ──当日の映像を見たが、被疑者がつかんだかどうかよくわからない。つかんでるのはっきりしているのか。

    「それはまあ、わからんですね。それ書くんですか」

    ──もちろん、そう書きますよ。

    「そういうことだったらもう答えられへん」

    そう答えて、それ以上の事実確認に応じなくなった。


    被疑者の男性は「引き倒した」ことを認めていない。この「つかみ合い」の事実関係すら怪しい以上、「抱きつくかたちでいっしょに転んだ」との供述にしても、単に倒れた状況の説明でしかあるまい。そうであれば、「転び公妨」の疑惑がより深まる。

    天満署側は「転び公妨」を否定し、次のようにいって笑った。

    「こういう団体ですから、どんなことしても違法逮捕だ、不当逮捕だといいますわね」

    いずれにせよ起訴後であっても、基本的な事実関係すら明らかになっていないわけだ。にもかかわらず、この緊張感のなさはなんなのだろうか。

    二度の「転び公妨」

    天満署側は警察官のけが人が2人いると説明したが、動画サイトで公開されている当日の映像をみる限り、転倒した警察官は1人だけだ。また被疑者の男性と警察官は向き合うように立っていて、そこから警察官が後ろに下がって転んでおり、「道路上に引き倒した」との警察側の説明とは異なっている。これはどういうことか。

    天満署の説明にはなかったが、関係者によれば、じつは「転び公妨」は二度あったのだという。

    当日の抗議行動に参加していた下地准教授がこう明かす。

    「最初の転び公妨は失敗して逮捕されそうになった人が逃げたんです。そうしたらその人を警官が取り囲んで、押し倒しただろと問い詰めた。その後で二回目の転び公妨があって逮捕されたんです。動画が撮られているのは二回目のものです。明らかに転び公妨による不当逮捕で、市民運動に対する弾圧です」

    支援者によれば、初回は被疑者が警察官の身体をつかんで路面に引き倒したとされ、二度目は両手で警察官の身体をつかんで路面に押し倒したとされているのだという。つまり最初の転倒が逮捕理由とみられるが、詳細は不明だ。

    ネット上に公開されている映像では、警察官が「あんたが(警察官を)倒したの横で見てたんや」と近づく。被疑者の男性は「袖を持たれてた」とジェスチャー混じりに訴える。

    「だからあんたはどこの誰やと聞いてるんや。住所と名前いうてくれ」

    そう言いながら警察官がわざわざ触れんばかりににじり寄る。

    「(警察官を)倒してる、倒してる」

    「違ういうてる」

    こんな言い合いからもすでに一度転倒があったことがわかる。

    男性は触れないように少しずつ後ずさり、店舗のシャッターと自動販売機の角に追い詰められていく。少しして警察官が大きく後ろに下がって倒れ込み、もつれ合うように被疑者の男性が前に出る。このとき転んでいるようにも、なんとか転ばないように耐えているようにもみえる。

    警察官が被疑者の腕をつかんでいるのは確認できたが、被疑者がつかんでいるかどうかは確認できなかった。映像では警察官が自ら被疑者を引き込んで倒れているようにもみえるが、断定まではできないと感じた。警察官が被疑者の腕をつかんでいるのは確認できたが、被疑者がつかんでいるかどうかは確認できなかった。

    下地准教授は今回の逮捕が「転び公妨による不当逮捕」だと判断する理由をこう話す。

    「そもそも不自然なのは流れ的に(被疑者の男性に警官を)押し倒す必然性がないですし、警察官は袖をつかんでいるけど、こっち(被疑者)はつかんでいるようにも、押しているようにもみえない。そうなると(警察官を)突き飛ばすような感じで転ばすことはできるのか。かなり難しいのではないか」

    たしかに警察官が後ろに倒れ込むようすは不自然だった。「転び公妨」と指摘が出るのも当然だろう。

    当日の異様な雰囲気

    下地准教授がこの逮捕の不当性を指摘するもう一つの理由は当日の状況だ。

    「この日は関電前のそれまでの抗議行動と違って、多数の警察官が動員されていて、雰囲気が最初から違っていました。しかも警察側から近づいてきては乱暴なことばで挑発したり、威嚇することを繰り返した」

    下地准教授が逮捕されることになった10月17日のJR大阪駅前での街宣活動でも、多数の警官が最初から待ち構えている異様な雰囲気から、「10月5日の(逮捕の)ように誰か持って行かれる(逮捕される)なと思った」という参加者の証言を本連載第17回に報告した。この日の雰囲気が10月5日と似ていたとの感想は、ほかの参加者からも聞いている。だからこそ、下地准教授などが「固まって歩く」よう参加者に呼びかけたのである。つまり、それだけ異常な状況が10月5日にもあり、少なからぬ参加者がそれを感じていた。

    「転び公妨はそうしたところで起きている。明らかに逮捕者を出すことを狙っていたとしか思えません。市民運動つぶしを目的としたえん罪だと確信しています」(下地氏)

    この逮捕は路上での表現活動における逮捕とも考えられるが、法的な側面はどうか。下地氏らの逮捕を「表現の自由の侵害」と指摘した憲法学者の1人、龍谷大学法科大学院の石埼学教授に聞いた。

    「警察官との身体接触があるので、言論活動かというとちょっと違います」

    石埼教授は筆者の考えを否定したうえで次のように続けた。

    「公訴事実をみてみないとわかりませんが、通常なら逮捕しても起訴するような事件じゃないですよ。仮に公務執行妨害だとしても、刑事罰を与えるほど違法性が強いかも争われます。事実関係しだいですけど、ビデオとか見る限りでは刑事罰を問うほど違法性の大きい行為とは考えにくいと思います」

    今回報告してきた10月5日の逮捕は、多数の警官による挑発や威圧的な行動が繰り返される異様な雰囲気で起こったことに加え、起訴後でも被疑事実すらあいまいな状況など、10月17日のJR大阪駅前での抗議行動を理由とする下地准教授ら3人に対する強引な逮捕との類似性を感じざるを得ない。しかも逮捕理由とされる転倒事故にいたっては、当日の映像から「転び公妨」と断定はできないものの、その疑いを持つのに十分な不自然さであった。

    3月4日の第1回公判で被告は起訴事実に対し、「事実ではない」と否定した。今後、本格的に法廷で争われることになるわけだが、すでに被告の勾留は5ヵ月以上におよぶ。逮捕の不当性を置いておいても、被疑事実すらあやふやな状況で本当にこれほどの長期勾留が必要だったのかについては大いに疑問が残る。「弾圧」との批判が起こるのも当然だろう。

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