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    原発問題 -The Truth is Out There-

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    東電福島原発事故の真実 放射能汚染の真実 食物汚染の真実 正しい情報を求めて

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    岩上安身のIWJ特報 第66号「今回の衆院選は憲法違反! 選挙に投じた清き1票は、実は0.2票だった(後編)」 

    第66号
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                岩上安身のIWJ特報
      今回の衆院選は憲法違反! 選挙に投じた清き1票は、実は0.2票だった
               升永英俊護士インタビュー(後編)
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    2013年1月2日
    (IWJより転載許可済み)


    (前号の続き)

    ========================================
    ◆日本の民主主義に緊張感はあるか
    ========================================

    岩上「先生が書かれている文章の中には、『全公務員が「違憲状態」にあるようなものだ(警察官を含む)』とありますよね」

    升永「警察官を含む、とは書いてない。警察官は、地方公務員なんですよね。警察官の中にも国家公務員の警察官。その人はダメだよね」

    岩上「警察庁のキャリア官僚はアウトってことになっちゃうじゃないですか。大変なことですよ。治安の維持のために誰かを掴まえるという行為も・・・」

    升永「いやいや、それは地方公務員として。警察官、巡査は地方公務員。だけど、トップのほうは国家公務員ですよね。それは、違法状態公務員です」

    岩上「これ、早く適正化しなきゃいけないわけですね。正常化しなきゃ」

    升永「いかんですね、これは」

    岩上「なるほど。これはえらいことですね。この27の高裁各部における判決がかなり早い段階で出され、そして最高裁判決も急いで出さなきゃいけなくなるだろうと。そして早くしなくてはならないという必要性も、原告側だけではなく、裁判所側も聞く耳を持っていて、これはやらなきゃいけないと思っている。このルールに基づいてやらなきゃいかんという状態にあることは、大変なことですね」

    升永「最高裁や高裁判決がどんな判決を下すかどうか、それは私もコメントすることはできませんし、予想することはできませんけども、少なくとも、従来と違って、高等裁判所のいくつかが、スケジュールを早めていること、これまででは考えられないようなものすごいスピードで口頭弁論期日が決まったということは最低言えます。

     どういう方向で考えているかどうかは、一弁護人が予想はできません。だから、私はどういう判決が出るという予想はここでは言いません。高等裁判所の裁判官がどう考えているか分からないし、最高裁裁判官がどう考えているのか、それは分かりません。

     1つ言えることは、大変なスピードで、少なくとも高等裁判所の期日が決まったということ」

    岩上「これはニュースですね」

    升永「ニュースです」

    岩上「本当にホットなニュースです。もう一度、整理して繰り返しますけども、16日に選挙が行われ、17日に訴状をお出しになられた。そして、18日には裁判所からの連絡があり、札幌高裁では1月15日に、第一回口頭弁論の期日が入り、そして仙台は1月23日に入ったと。東京は1月21日で調整中ということですね」

    升永「そうですね。東京高裁は1月21、23、25。この3つのうちのいくつかで調整中です」

    岩上「なるほど。いずれにしても、みんな1月中に入ってきている。これは、かなりの速度であるということ。少なくとも最高裁は、衆院も参院も『違憲状態』にあるこの『一票の格差』、あるいは先生の言い方で言うと、差別は解消するべきだということは・・・」

    升永「すでに言っちゃっていますよね。最高裁は言っちゃっているわけです」

    岩上「最高裁が『違憲』と言っているわけですから、高裁が『いやいやいや、最高裁がどう言おうと、私は構わないと思いますよ』などという判決を下すことは、普通考えられませんね」

    升永「それはあり得ませんね」

    岩上「あり得ませんね。ということは、どういう結果が出るか、だいたい、予想ができると思います。そうすると、人口に比例して区割りを変えるということは、これは大変なことですよ。

     特に国会議員は当事者ですから。衆院も参院も、これをどうにかしなくちゃいけない、という話になっていったら、てんやわんやになると思われます。そうすると、この半年前、うんと早く見積もれば、ゴールデンウィークとか、夏前には、最高裁判決が出るかもしれない。そうしたことが分かっていたら、国会議員が何もしないで漫然としているわけにはいかなくて、立法府として、これをどうにかすることを検討し始めなくちゃいけない」

    升永「それはそうです。もうすでに、参議院は判決が出ちゃっているからね。参議院はもうやらないと。7月に選挙でしょ」

    岩上「そうですね」

    升永「参議院は、もうやらなきゃいけないですよね。衆議院と同じレベルにしろと言っているから、いま参議院のどこの党か知りませんけども、4増4減(*注3)というのがあるでしょ。あれはたしか『一票の格差』が4倍強。『一票の格差』という言葉を使いたくないけども、あえて『一票の格差』で言うと、4倍強なんですよ。衆議院は4倍強もの格差はないわけですから。

     それを通そうと思った案は、もう実行できないですね。7月の法案で、もしやるんなら、とんでもないことに、またなりますよね」

    *注3:「4増4減」は、参院選において、神奈川県と大阪府の選挙区定数を6から8へ2ずつ増やし、福島県と岐阜県の定数を4から2へ2ずつ減らすことを定めた法案。2012年11月16日に成立。

    岩上「4増4減程度で、とてもじゃないけど、こんな5倍もの格差というものはダメだし、解消できないわけですから」

    升永「衆議院と同じになっていないですよね」

    岩上「そもそも、根本的に改めなきゃいけないということになりますよね。大変です。でも選挙制度を変えるとなると、結局…」

    升永「それを、国会議員にやらそうというのがおかしいんですよ。国会議員は、言うなれば利害関係者なんだから、その人たちがやれるわけないんですよ」

    岩上「第三者がやらなくちゃいけない」

    升永「第三者がやるよりしょうがないんですよ」

    岩上「どうしたらいいと思います?」

    升永「それは、中立的な第三者を作ってやればいいだけのこと。そんなこと、人口比でやるのは簡単ですよ。そんなものは」

    岩上「どういう形で作ればいいという具体的なプランはありますか? その第三者委員会をどこの管轄の下で作るとか、どういう権限の下で作るべきだとか。やっぱり、これは内閣…」

    升永「内閣が作って、最高裁判決に従って、人口比例の選挙区を作る。簡単にできるんじゃないですか。人口比例だから、簡単なんですよ」

    岩上「新しい内閣、次の安倍政権の最初にやらなくてはいけなくて、そして最大の課題というのは、実はこれだと」

    升永「そうだと思います。それで、そのあと、小選挙区にしたらいいとか、大選挙区にしたらいいとかは、1回、人口比例選挙で選ばれた議員さんたちが、2年かけようが10年かけようが、議論してやればいいんですよ。とりあえずは、人口比例選挙で受かった人は、国会議員に入れ換えして」

    岩上「衆も参も?」

    升永「衆も参も入れ換えて、その人が10年かかろうが、20年かかろうが、すったもんだやればいいんです」

    岩上「なるほど。小選挙区か、中選挙区か。この議論はすでにホットになっていますけども、このこと自体は、一見、皆さん混同しそうですけれども、『一票の格差』問題と関係のある話じゃないんですね」

    升永「ないです」

    岩上「どちらでもいいと」

    升永「どちらでもいい」

    岩上「それは、議論してくださいと。それはもう、人口比例で選ばれた議員さんたちが10年かかろうが、20年かかろうが、60年かかろうが、やってくれりゃいい」

    岩上「とにかく先にやらなきゃいけないのは、小選挙区を改めるかどうか、中選挙区に戻すかなんかではなく、人口比例を実現する。それを、何増何減などという小手先の対処は、それはもう許されない。違憲なんだということですね」

    升永「そうです。例えば、こういうやり方が1つ。みんなの党から出ている案では、完全に一人一票ですね。どういうふうにやるかというと、全国を11ブロックにする。北海道がいちばん多くて、関東がいくつか分かれて、四国は四国、中国は中国。こうやって11ブロック。

     みんなの党の案では、各政党は各ブロックに立候補者を立てると。だから、自民党は自民党公認で出ると。民主党は民主党公認で出る。全得票数が6,000万票。全部11ブロックで散らばっている自民党公認の代議士さんが取った得票が、2,000万票取りましたということになると、全体が6,000万票の2,000万票が、自民党票ということになるわけですね。

     そうすると、議員定数の480×『6000万票分の2000万票』だから、3分の1でしょ。480人×3分の1で、たぶん、150人ぐらいになるんじゃないですか? 自民党は自民党で150人取って、自民党が、各自民党代議士さんが11ブロックの中にいるから、その得票数が多かった代議士さん順に、今言った150人、自民党で取っている150人を、順番から割りつけていくと。自民党の中で。

     同じように、共産党もそうやる。維新の会もそうやる。民主党もそうやる。未来の党もそうやる。そうすると、きれいに全国集計しているから、完全に『一人一票』になるわけですよ」

    岩上「死票がないと・・・」

    升永「ない。それで、かつ全国に散らばるわけです。11ブロックに分けていますから。どこか、東京だけワッと集中するということもないわけ。みんなの党案だけじゃなくて、色んなのがあるでしょうけども、そんなのは適当にやって、11ブロックを300ブロックにするでもなんでもいいですよ。

     そんなのは暫定的に1回ポンとやっちゃえば、簡単でしょ。1回比例選挙をやって、選ばれた人が60年かかってもいいから、決めりゃいい。私は『一人一票』であれば、中選挙区であろうが、大選挙区だろうが、全国1区であろうが、知ったこっちゃない。どうでもいいんです。

     問題は、韓国の大統領選挙でも、今回の大統領が『一人一票』で52%。文さんという落選した人が48%」

    岩上「拮抗していますよね」

    升永「たった4%しか差がない。だけど、文さんは選ばれず、大統領になっていないじゃないですか。日本はへいちゃら。これで韓国と競争して勝てるわけない。こんなことやっていたら」

    岩上「真剣味がない。国内の、自分たちの意思決定に対して、真剣味がないわけですよね。それは国家としてどうかと」

    升永「それは、国家として韓国に勝てないですよ。僕は別に、韓国は嫌いだってわけでもないし、韓国に勝ちたいと思ってもいないけども、韓国にも負けたいと思わない。ただ情けない。国家としての体をなしてないじゃない。

     しかも、憲法に書いてある国民主権じゃないんだから。多数の国民が、多数の国会議員を選べていない現状で、しかも、その憲法上の資格のない国会議員が、国会議員面して、最高裁からレッドカードを出されたにもかかわらず走り回って、試合を続行して、ボールを蹴っているわけでしょ。これは止めてもらわなきゃいけないですね」

    岩上「なるほど。国家が意思を決定するというのは、その内部において、熾烈な戦いもする。論戦ですよね。血を流さない。暴力ではない。議論を重ね、そして、仲間増やしの競争もする。結局それは、最大多数の幸福、公益を増す方向に向かっていくんだというのが一応、建前なわけですけども、その公益になるための意思決定のプロセスは、全力を挙げて、お互いに競いあったり、真剣なバトルが行われるのでなくてはならない。

    その真剣なバトル、緊張感というものを内部に持たないような国家。自分たちの意思決定に対して、真剣な議論も行われないような国家では、真剣に民主主義のプロセスを行なっている国に伍していけなくなる」

    升永「僕はそう思いますね。台湾も『一人一票』で大統領を選んでいますよね。だから、今の日本は、やはり国民主権国家じゃないんですよね。主権者が国民とはいえない。『一人一票』で選ばれたわけではない。国会議員の多数が、好き放題、多数決でやるわけだから、主権者は国会議員なんですよ、日本は。だから、国会議員主権国家じゃなくて、国民主権国家にしようと。

     韓国は国民主権国家なんですよ。少なくとも、大統領選挙に関しては。韓国も問題あるんですよ。国会議員選挙については『一人一票』になってないんですよ。だけど、正直言って、国家というのは、いちばん大事なのは行政なんですよ」

    岩上「そうですね。実際の権力は行政が握っています」

    升永「立法よりは行政なんですよ。三権のうちの、いちばん重要な国家権力である行政権を、韓国は『一人一票』で支配している。これはすごいことです」

    岩上「日本では、首相公選制も実現しているわけではないですし、この議院内閣制というのは、立法府も行政の長も選ぶことになるわけですから、国会議員を選ぶというのは、二重の意味ですごく重要で、大変な真剣味を持って…」

    升永「選ばなきゃいけない」

    岩上「きちっと厳密な公平性が担保されて、選ばれるのでなければいけない。今、お話をうかがっていくと、本当にその通りですね。ここまで真剣に選挙について考えてきた人たちが少ない。

    ========================================
    ◆民意を正確に反映しない現行の選挙制度
    ========================================


    岩上「前回の選挙で、民主党が政権交代をした。今度は、比例で自民党と書いた人が、必ずしも有権者の大多数ではないのに、圧倒的な多数で圧勝して、自民党が占めている状態。こういう状態は、やっぱりちょっとおかしいんじゃないかと思っている人も多いと思いますよね」

    升永「比例で、15%しか自民党に入れていないというのは、これはショッキングですね」

    岩上「そうですね。小選挙区で勝っていったんですね。この小選挙区で勝っていった原因というのは、色々に分析されています。

     まず、投票率が戦後最低だったということですね。ということは、無党派層、浮動層と言われる人たち、どこかの組織に属しているわけではない人たちが、自分で考えて一票を投じようということが今回、非常に少なかったということです。一票を投じる先がないと思ってしまった人たちが多かったということです。自分の投票先がないと。

     そうしたときには、組織票が強くなる。ここで、ものをいったのが公明党。公明党は創価学会がありますから、創価学会が動いた。この創価学会票が小選挙区で自民党候補をアシストしなければ、自民党は小選挙区であそこまで勝っていなかったと思われます。それが一つあると思いますね。

     その他、色々な理由があると思いますけれども、自民党が勝ったというのは、相対的な強者だったということです。議席数ほどに自民党が、国民、有権者から圧倒的に支持されている状態にはない。

     出口調査で、自民党が危ないと言い出していた自民党議員も、実はいたんですね。だから、それが、自分たちの危機感の表明だったわけです。実際、自民投票は必ずしも増えていない。

     なぜならば、前回の2009年の自民党が大敗したあの選挙。あのときよりも、実は今回、比例も小選挙区も、自民党は100万票くらい減らしているんです」

    升永「えっ?」

    岩上「票を減らしている(*注:今回の総選挙→http://bit.ly/Zszf6X 2009年の総選挙→http://bit.ly/gINp5S)。だから、前回の2009年よりも減っているのにも関わらず、議席は大多数を占め、『改憲もやろうぜ』と言っている状態というのは、ちょっとおかしいと思いませんか? 法律家から見たら、これは考えられない話だと思うんですよ。改憲はちょっと言い過ぎだろうと思うわけですね。その状態に本来はないはずだと。

     だから、やはり選挙というもののあり方を見つめ直さなきゃいけないよね。そういう機運に今なっていると思うのです。そこへ今回、最高裁判決があり、そして、こういうアクティブな升永先生をはじめとした皆さんの運動があり…。IWJにも広告を出しませんか?」

    升永「(笑)お金ありません、本当に」

    岩上「無料広告でいいんです。こういう広告を出して、そして、すごくスピーディに、選挙の翌日に、訴えを起こしたということ、これはたいへん大きな、タイムリーなことです。やっぱり今回の選挙は異様な選挙だったと」

    升永「知らなかった。15%しか比例で取ってないという報道、僕は少なくとも気がついていない。(升永氏のスタッフへ)気がついていた?」

    升永氏のスタッフ「いいえ」

    岩上「報道は、あるにはあるんですよ」

    升永「あるんだけど、ほとんど報道してないですね」

    岩上「そもそも、この選挙の前に世論を誘導していったメディアのあり方も、ものすごく大きな問題があります」

    升永「メディアも、それをやっぱり書きたくないんでしょうね」

    岩上「メディアは、自民と民主と、そして維新しか取り上げないという状態が、圧倒的に続いたわけです。これは、選挙期間に入る前から。公示前からです。国民の生活が第一を中心とした国民連合とか、オリーブの木連合とかを作ろうとしている動きを、異常なほどに全く報じないという状態がありました。

     だから、『国民連合って何? 聞いたことないんだけど』という国民がたくさんいる。第三極というのは維新しかないように見せられたんですね。

     それで、多くの人が失望した。脱原発を求めようとする人には、維新ではもの足りない。橋下徹さんは脱原発を訴えていたけど、大飯再稼働のときに転びましたから。それから以降、石原慎太郎さんとくっついて、自民党と差異のない、原発推進勢力であるということが分かってしまった。そうなると、がっかりして、本当に投票するところがないなと思うようになってしまった。原発だけが争点ではありませんが」

    升永「そして、特に選挙に行かないという傾向になっちゃったと」

    岩上「そうなったんです。自民も民主もダメ。そして維新もダメ。だけど、他の選択肢がないというふうに誘導された可能性が極めて高い。僕は、これはメディアの責任が極めて大きいと思うんですよね。

     メディアの異常性を正すためにも、こういうふうに、選挙のそもそもの一番の足場のところから正さなければいけない。それを正すということは、すごく大事なことだと思います。だから、先生方がおやりになる運動、これは我々も大変注目しております。この裁判の成り行きは」

    升永「注目するというより、実はそういうことよりは、プレイヤーに岩上さんもなってほしいし、私も同じプレイヤーなんですよ。私を応援するとか、注目するというんじゃ、もう全然、昔と同じ考え」

    岩上「なるほど。どうしたらいいですか?」

    ========================================
    ◆プレイヤーとして社会に関わる
    ========================================

    升永「それは、観客席にいて、野次っているだけなんですよ」

    岩上「瞬間民主主義だ。そのときだけ、一票を投じたという」

    升永「だから、応援だとか、共感しますというんじゃダメ。自分たちも何か考えてやってくださいよ。私は私で考えてやったんですから。何をやればいいんですか? という質問自体、おかしいんです。自分で考えてやるべきですよね」

    岩上「そうですよね。一人ひとりがそれぞれの立場で、最終的には請願どまりではなく」

    升永「『権力闘争』」

    岩上「そうですね。『権力闘争』って言葉は『怖い』と思う人がいっぱいいると思うんですけれど、でも、生々しく言わなきゃいけないんですね。もうちょっとかわいらしく聞こえるといいんだけど。いずれにしても、請願止まりに終わらず、そういう情報が人々に届いていくのは大事だけども、仲間を具体的に増やし、最後に国会においてきちっと、多数を形成して、権力を支配しようという意思まで持たなきゃダメだということですよね」

    升永「そう。多数を、だから3,000万票以上を狙わなきゃいけない。一人ひとり」

    岩上「3,000万票をね。1,000万票じゃダメなんですね。3,000万票から4,000万票を狙いましょうということですね。これは改憲の問題でもそうです」

    升永「改憲の問題でもそうです。やっぱり3,000万票以上を取ろうというふうに思わなきゃダメですよ」

    岩上「ダメですね。改憲の問題=戦争の問題でもありますからね」

    升永「それはやっぱり3,000万票取らないと戦争は防げないです。戦争は嫌だ、嫌だと、デモをやったってダメなんです。3,000万票を取らなきゃダメなんだ」

    岩上「本当に。でも、改憲も戦争ももう目の前ですよ。いや、本当にあとワンチャンスかなという気がします。

     この違憲状態のまま、かつ参議院までこのような選挙が行われて『はい、多数意思です。はい、改憲します』と。そしたら今、先生が依拠としてる憲法も変えられてしまいます。

     内閣が『はい、非常時です。すべての権限を持ちます』なんていうことが、自民党の憲法改正草案に書かれているんです。とんでもないことです、これ。これは、非常時になったら、全斗煥時代(*4)の、軍事政権下の韓国と変わらないですよね。


    *4:全斗煥政権は、1980‐88年。79年の朴正煕大統領(当時)暗殺事件の合同捜査本部長だった全斗煥氏は、同年末、クーデターで軍の実権を掌握。80年、民主化指導者の金大中氏(前大統領)らを逮捕。光州市民のデモを鎮圧し、死者193人を出した(光州事件)。同年9月、大統領に就任。全斗換政権は80年から88年まで続いた。95年、同事件などの内乱容疑で逮捕され、無期懲役刑が確定したが、97年末、特赦で釈放された。(出典:http://plus.yomiuri.co.jp/article/wordsindex

     世界中に、そういう軍事独裁状態にある──異常時が続いているから、国民の基本的人権は守れませんなどという──国はいくらでもある。日本はそういう国になってしまうかもしれない。

     これは、西洋先進国から見たら、転落ですよ。もう、日本はまともな近代民主主義国家じゃないということになると思うんですね。あろうことか、自民党の議員の中には、天賦人権説を否定する発言をしている議員もいますし、立憲主義否定というのも言っていますし、しかもその理由が、西欧由来だから、日本の歴史と伝統にあわないって言っているんですよ。だったら、原発止めろ。それは欧米からやってきたんだからって言いたいんですけどね。

     驚くほど異常な、没論理的な、理屈がまったく通らない、いい加減なことを言っている議員が跋扈しているような状態にあるので、なんとかこれを正したいなと私も思います。
    先生、よろしくお願いしますと言っちゃうと怒られちゃうんで(笑)」

    升永「(笑)やりましょう」

    岩上「私も、これは正すべく、考え、行動したいと思いますし、見ている皆さんも、一歩一歩自分がおやりになれることを、プレイヤーとしておやりになっていただけたらなと思います」

    升永「そうですね。全員が、1,000万人の人がプレイヤーに。1,000万人は無理としても、僕は、1万人のプレイヤーができれば、それはチャンスが出てくると思います。1万人。

     明治維新をやったのは、自称志士を入れて、2,000人だそうです。自称志士を入れても2,000人でやった。やはり、コアになって、自分事でやる人が、僕は1,000人でも、今とはすいぶん違うと思いますね。今ツイッターがあるわけ。明治維新と違って」

    岩上「いつごろおやりになりだしたんですか? ツイッターを」

    升永「僕は、2年半ぐらい前ですかね」

    岩上「そうですか。じゃあ、けっこう早い時期から」

    升永「やり出しました。このことだけにしか使っていませんけど」

    岩上「そうですか。この一人一票実現の運動に2009年から参戦したとおっしゃっていますけども、まさにその時期と重なりあっているわけですね」

    升永「そうです」

    岩上「分かりました。本当に、大変異常な状態に、日本という国がある、その『違憲状態』で、国民の意思を反映しない国会が続いている、それに対して、司法もノーだと言っている、そして、それは大変重いんだということ、今日のお話で十二分によく分かったと思います」

    升永「そう言っていただけると、本当に嬉しいですね」

    岩上「これは、ぜひとも正さなければいけないのではないかなと。声を大きくしていかないといけないですね」

    升永「そうですね」

    岩上「先生、ありがとうございました」

    升永「ありがとうございました」

    (了)

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