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    原発問題 -The Truth is Out There-

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    自民県連公約撤回 二重写しの処分劇 抵抗の精神、尊厳を放棄  

    緊急寄稿
    自民県連公約撤回
    二重写しの処分劇
    抵抗の精神、尊厳を放棄
    比屋根照夫 琉球大学名誉教授
    2013年11月30日 琉球新報

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    緊急寄稿
    自民県連公約撤回 比屋根照夫 琉球大学名誉教授

    二重写しの処分劇
    抵抗の精神、尊厳を放棄
    2013年11月30日 琉球新報

    自民党県連所属の国会議員が普天間飛行場の県外移設公約を撤回し、国会議員に続いて自民党県連も辺野古新基地建設の容認に転じた。政府・党中央の力ずくの圧力に主張を屈服させられていく異様な政治劇は、沖縄の政治思想史においてどのような問題をはらむのか。歴史家の比屋根照夫氏に寄稿してもらう。

    石破茂幹事長に体現される今回の沖縄への恫喝とも言うべき強権的姿勢は何を物語っているか。そこに明示されているものは沖縄への犠牲の強要と沖縄を屈服させようとする容赦ない姿勢のあらわれである。今、我々沖縄は戦後最悪な強権国家と対峙している。

    広範な民衆が基地の重圧に抗議の声を上げている中、自民党国会議員の転向と公約撤回が表明された。このような事態の中で真摯に問われなければならないことは沖縄を背負った政治家のあるべき姿・使命である。

    一般的に、どのような社会にも、放棄してはならない最高至上の価値規範がある。特に政治の世界においては、近代以降、そうしたことが厳しく要求された。

    今回の5国会議員の転向・公約撤回は政治家の守るべき価値規範。それは正義・信義・節操・尊厳などを指すのだが、そうしたものを踏みにじり、政治家のあるべき理想像を無残にも喪失させた。

    そもそも、政治家にとって、公約とは、有権者との厳粛な契約であり、まさに生命線そのものである。


    政治家と有権者との間をつなぐこの生命線が、今回のような中央政府の政治家たちの強権的介入と、それへの事大主義的な妥協、迎合主義によって踏みにじられるならば、有権者は政治に如何なる希望を託せばよいというのか。問われているのはそのことだ。

    事態はそれほどまでに深刻な局面にあり、この転向・公約撤回は復帰後の政治思想史上最大の汚点であり、有権者への背信行為であると、指弾されなければならない。

    ここまで「有権者」という政治学上の言葉を使用し、事態に対する政治思想上の一般的な公理・原理を述べてきた。

    現代版「沖縄明け渡し」

    この際「有権者」とはまぎれもなくこれらの議員に背かれた沖縄県民・住民のことである。

    それにしても26日付本誌の、石破幹事長と居並ばされた沖縄選出の国会議員達の無残で悲しい姿を見よ。

    裏切り者1

    裏切り者2

    沖縄県民はこの写真を目にしただけで、日本国家の権力の権化としての石破幹事長の姿を見たであろうし、うつろな表情と屈服の姿勢を示すわが議員諸公の姿を目に焼きつけたことであろう。

    さながら琉球処分劇をリアルタイムにまざまざと我々に見せ付け、明治政府の琉球処分官松田道之と琉球王国側の姿を二重写しに突きつけた。

    それは「首里城明け渡し」ではなく、これから展開される現代版「沖縄明け渡し」の強権劇の序章であり、未来の構図である。


    だがしかし、琉球王府側はこれほどたやすく明治国家には屈しなかった。弁舌を尽くしての抗弁、条理にもとづいた士族的抵抗、それが少なくとも琉球王国の誇りであり、主体性の主張でもあった。

    このような歴史的背景を想起すべきであった。沖縄議員たちは68年間にわたる住民の苦悩を背負って、なぜ、日本政府の強硬姿勢にぎりぎりの抵抗をすることなく、たやすく降伏したのか。

    なぜ、粘り強く沖縄の異議申し立てをし、政府とのやりとりを県民に訴えなかったのか。決定的瞬間にどのように重い決断を下すかは、まさに沖縄の政治家に課せられた厳粛な使命であり、試金石そのものである。

    言い換えれば、今回の事態で何よりも要求されていたものは、沖縄の政治家としての誇り・矜持であり、政治家としての尊厳であった。


    それを放棄したところに、沖縄県民は今、大きな精神的な空白感・虚脱感を抱き、沸き上がる憤激の感情を抑えがたい状況にある。

    よく知られているように、伊波晋猷は「自己生存のために金力や権力」の前にたやすく屈し、「全民族を犠牲に供して省みないような奴隷根性」の除去根絶にむけて全力を傾けた。その主張の底流にあるものは沖縄の事大主義、迎合主義を批判し続けたことである。それゆえに沖縄の現状に対する反抗的精神、内心の叫びを支持し、現状変革への熱き思いを訴えた。これが差別と抑圧の歴史の中から導き出した先駆者伊波晋猷の構成へのメッセージであった。

    果たして今、我々はこのメッセージに真摯に向き合っているか。今回の事態を思う時、伊波の思想的遺産に思いをいたさざるをえない。

    変貌する日本国家

    今、日本国家は大きく変貌しつつある。機密法案の強行採決・集団的自衛権の行使・憲法改悪がそのことを証明している。沖縄への今回の強行政策は、そのような国家像の変貌と対応し、沖縄の異議申し立てをことごとく圧伏しようとする方向を目指している。

    石破幹事長ほか政府首脳の沖縄への対応は、日米同盟を機軸にしてそれへのアレルギーを払拭し、沖縄を全国並みに平準化・同化し、沖縄の「封じ込め」を目指している。

    沖縄の執拗な抵抗の芽を潰せば、それでこの国は「平穏」なのである。

    まさに、少数者・弱者の痛みを忘却した「安楽の全体主義」(藤田省三)への道程である。安倍政権が総力を挙げて沖縄に襲い掛かる構図はこれに他ならない。

    このような事態の中で、今、我々がよって立つべき拠点は名護市長の意見表明に象徴される抵抗の精神である。


    これこそ沖縄の悪弊となっている事大主義・権力迎合主義を克服する道であるとともに、沖縄の未来を展望する方途であると訴えたい。


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