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    【動画】戦後70年 沖縄の実態 

    戦後70年 沖縄の実態


    戦後70年の沖縄と辺野古移設問題 20150627hououto... 投稿者 gomizeromirai

    放映されなかった安倍首相への罵声 報道にはびこる自己規制
    2015年7月1日 沖縄タイムス

    金平茂紀 TBS報道記者、キャスター、ディレクター

    Aさん。お元気でしょうか。僕は今、怒っています。それで前の手紙からあんまり日数がたっていないのですが、手紙をまた書くことにしました。

     6月23日の慰霊の日前後、僕は沖縄に入って取材を続けていたのですが、仕事に追われてお会いできず残念でした。そちらもきっと忙しかったでしょう。沖縄戦終結から70周年の節目にあたる今年の慰霊の日、摩文仁の丘に僕らが着いたのは、何と午前4時5分です。まだ日の出前。自決した日本軍の司令官・牛島満中将を祀(まつ)る黎明(れいめい)の塔に毎年、制服自衛官たちが大挙して参拝に訪れる。

     しかも日の出前の早朝に。それを取材するため僕らは待ち構えていました。午前4時50分になって彼らがやってきました。人数は30人ほど。旧日本軍と自衛隊は一体のものではないはずで、その行動については一定の批判の声があります。参拝はあっという間に終了。万一の混乱に備えて沖縄県警の警察官も出動していました。

     それにしても、今年の戦没者追悼式、例年とは随分と空気が違ってましたですね。

     翁長雄志知事は平和宣言のなかで、辺野古移設作業の中止をはっきりと要求していました。それに対する参列者からの熱い拍手、指笛。あんなのをみたのは初めてです。

     あいさつを終えて着席するまでずっと拍手が鳴りやまなかった。それに続いた高校生の詩の朗読もなかなかよかったです。みるく世がやゆら(平和ですか?)。特に琉歌独特の「つらね」と呼ばれる歌唱法で朗々と詞が詠まれた時、会場からは思わず拍手がわき起こっていましたね。

     問題は、それに続く安倍晋三首相のあいさつの時です。数カ所から「帰れ!」との罵声が飛んでいましたね。長年、沖縄の取材をしていますが、内閣総理大臣のあいさつに参列者から罵声がストレートに浴びせられるのをみたのは初めてでした。「戦争屋!」と叫んだ老人が1人退席させられたそうです。僕のいた場所からは確認できませんでしたが。我慢強い沖縄の人々も堪忍袋の緒が切れたのでしょう。現場に立ち会って取材していた人はその異様な空気の変化を感知したはずです。

     ところがです。僕は驚きました。Aさんのライバル局であるNHKの夜7時のニュースをみていたら、あの罵声の部分が全く放映されないではありませんか。ええっ? 僕は思わず自分の目と耳を疑いました。たまたまその前にみていたQABのニュースではしっかりとそのシーンを伝えていましたから。Aさんの局ではどんな扱いでしたか? やっぱりカットですか? 過剰な自己規制や忖度(そんたく)がはびこる現下のメディア状況です。僕はあなたにそのようなことがなぜ起きるのかを考えてほしいのです。

     もしカットされていたのなら、具体的に誰がどのような判断でそうしたのかを確かめて知ってほしいのです。最近、僕は〈自発的隷従〉という言葉をよく意識しています。圧倒的に力の強い者に対してこびへつらうばかりか、自発的にそのように振る舞うことによって得た小権力を、自分の周りの者に行使して支配していく。僕の周りにもそういう人がいました。どこもおんなじでしょう。でもね、あったことをなかったことにするのは、なしでしょ。ちょうど仲井真弘多前知事が、2期目の知事選に出た時にはっきりと掲げていた「県外移設の公約」みたいにね。

     翌日、辺野古の海に漁船を借りて海上に取材に出ました。今ではもうその船長さんしか僕らマスコミの取材陣を乗せてくれる漁船はほとんどいなくなりました。あとの大部分の漁船は1日5万から数万円の賃料(もともとは国民の税金)で、沖縄防衛局によって借り上げられ、警備艇として海上に終日漂っています。

     漁師としての技をもつ海人としては本当に不本意なことでしょう。僕らが海上に繰り出すや、赤い色のフロート(浮き)からかなり離れている海域であるにもかかわらず、防衛局の船が近づいてきて、法令に違反しているから退去せよとメガホンでうるさく警告してくる。ご丁寧にビデオカメラを回していたりする。こちらも取材どころではない異常な状況です。それもこれも、聞く耳をもたない、有無をいわせずに作業を継続するぞという異論封じのひとつなのでしょうか。

     さて、沖縄での取材を終えて東京に戻ってみると、安倍首相に近い自民党の若手議員たちの勉強会なるものが開かれ、講師の百田尚樹という作家、参加議員も含め、とんでもない暴言が飛びかっていたとの報道が伝わってきました。いわく「沖縄の2紙はつぶすべきだ。普天間基地はもとは田んぼの中にあり周りは何にもなかった、そこに利益になるからとあとから住民が住み着いてきた。沖縄は本当に被害者なのか。沖縄の米兵によるレイプ事件より、沖縄県民自身が犯したレイプ事件の方がはるかに率が高い」云々(うんぬん)。

     あきれてものが言えないというか。さらには参加議員から「マスコミを懲らしめるためには広告収入を減らすのが1番。文化人に経団連に言ってもらえばいい」との発言もあったとか。ちなみに百田氏は安倍政権によってNHKの経営委員に据えられた人物だったわけです(すでに退任)。

     僕が沖縄入りした翌日、作家の大江健三郎氏の講演会が宜野湾市で予定されていました。開会寸前の会場に取材のため僕はいたのですが、直前になって体調を崩され大江氏の出席が不可能と主催者が通知しました。有料でチケットを購入して開演を待っていた満席の聴衆たちは、その知らせを静かに聞いていました。誰かが「早くよくなって!」と叫ぶと会場から拍手が起きました。東京なら間違いなく大騒ぎになっていたことでしょう。その後、聴衆たちは混乱なく静かに引き揚げて行きました。沖縄の人々の心を垣間見たように思いました。その2日後に起きた追悼式での罵声に比して何という優しさに溢(あふ)れたシーンだったことでしょうか。

     また沖縄でお会いしましょう。お元気で。(2015年7月1日付沖縄タイムス文化面から転載)


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