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    原発問題 -The Truth is Out There-

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    検証・大震災:自衛隊員10万人、史上最大の作戦(5) 

    検証・大震災:自衛隊員10万人、史上最大の作戦(5)
    毎日新聞 2011年4月22日

     ◆混乱

     3月17日の陸自ヘリ放水で始まった「原発冷却作戦」は自衛隊、警察、消防と危機管理の実動部隊を総動員した大規模作戦へと拡大する。だが、足並みは乱れ、省庁間の主導権争いや政治の露骨な介入に翻弄(ほんろう)される。

     「すぐに現場に行ってくれ」。細野豪志首相補佐官からの督促が茨城県の航空自衛隊百里基地で待機していた警視庁の機動隊員らに伝わったのは、ヘリ放水前夜の16日夜だった。

     警察側は放射性物質の専門知識を持つ自衛隊の化学防護部隊を同行させるよう申し出た。しかし、防衛省が難色を示した。防衛省が「化学防護隊は警察部隊に同行」と指示したのは、機動隊が福島第1原発から約20キロの前線拠点・総合運動施設「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町)にバスで移動した後の17日未明。


    東日本大震災をめぐる防衛省・自衛隊と米軍などの主な動き(3月20~30日)【図説特集・自衛隊員10万人史上最大の作戦】
     自衛隊と警察の調整不足は、17日夜の地上放水の最終局面でも露呈する。警察の高圧放水車が放水地点へと向かう際、事前の打ち合わせでは正門待機とされた自衛隊車両が構内に進入して進路をふさぐ形となった。ようやく午後7時5分から約10分で44トンを放水するが、機動隊の放水はこれが最後になった。警察幹部は「警察は現場で判断するが、自衛隊は『指令を受けていない』という言い方をする」と指摘。指揮命令を巡る警察と自衛隊の「文化」の違いがあつれきの根底にあると示唆した。

    「指揮系統を明確化してほしい」。3月18日、原子力災害現地対策本部の松下忠洋副経済産業相が首相官邸に要請した。Jヴィレッジには自衛隊、警察、消防に東電、原子力安全・保安院が加わる寄り合い所帯だった。


    放射性物質の除染を受ける化学防護服姿の陸上自衛隊員ら=陸上自衛隊提供
     20日には原子力災害対策本部長の菅直人首相名の「指示書」が出た。宛先は警察庁長官、総務省消防庁長官、防衛相、福島県知事、東電社長。放水などの実施要領は「自衛隊が中心となり、調整の上決定」し、作業実施も「自衛隊が一元的に管理する」とあった。限定された場所の活動とはいえ、自衛隊が警察や消防の指揮を執るよう首相が指示したのは史上初めてだった。

     原発へのテロ攻撃の際、警察力で対応できない事態に自衛隊とどう連携するのかは長い間の課題でもあった。94年春、警察庁と陸自幹部が初めてこの件で極秘に会合を開いて協議したが何も決まらなかった経緯がある。

     その後警察、陸自間で訓練は始まり、05年福井県で行われた国民保護法に基づく初の実動訓練では「美浜原発がテログループに攻撃され、放射性物質が放出される可能性が出た」という想定だった。陸幕幹部は振り返る。「今回、書面で首相の指示が出たことが大きい。自民党政権ではできなかったことを、民主党政権は軽々とやっている」

    しかし、政治が動き、「トップダウン」方式が徹底されたことで、新たな混乱が現場に生まれることになる。

     「細部指示」(マイクロマネジメント)。現場隊員らがこう呼ぶ「政治介入」が始まったのは、3月19日からの東京消防庁などによる「連続放水」をめぐる調整からだった。Jヴィレッジでは毎晩9時、東電、保安院、自衛隊、消防、機動隊の担当者が出席する会議が開かれ、翌日の行動の細目が決められていた。

     しかし、この計画が実施間際や実行中に変更を迫られる事態がしばしばあった。原子力災害対策本部からの専用電話が鳴る。「できない部隊は後ろに下がって、自衛隊にやらせろ」。複数の現地関係者によると、副本部長で実務責任者の海江田万里経産相の意向を受けた細かな指示だったという。現場からは「方針だけ決めたら、任せてほしい」と不満が噴出した。この問題は東京消防庁のハイパーレスキュー隊を出している石原慎太郎東京都知事が3月21日、菅首相に抗議したことで表面化。「早く放水しないと処分する」との発言もあったとされ、海江田経産相は陳謝した。作業にあたった隊員は帰京後に知ったという。

    3月21日午前6時10分、Jヴィレッジに、陸上自衛隊の74式戦車2両がこつ然と姿を現した。現地調整に当たる自衛隊幹部は驚いた。主力戦車の災害派遣は初めて。「汚染されたがれき除去のため」として統幕主導で派遣が決定。20日夜に北沢防衛相が公表した時には、出発してから4時間以上が過ぎていた。

     しかし、無限軌道でホースや電線を破損させる危険があると判明。北沢防衛相は「使ってはいけない」と伝えた。震災対応では、自衛隊部隊運用を巡って背広組といわれる内局の関与は薄い。警察幹部は「シビリアンコントロール(文民統制)にかかわる問題だ」と懸念を示した。

    2011年4月22日

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