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    原発問題 -The Truth is Out There-

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    東電福島原発事故の真実 放射能汚染の真実 食物汚染の真実 正しい情報を求めて

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    福島はチェルノブイリを超えた  

    佐藤優 緊急インタビュー 第1回
    福島はチェルノブイリを超えた!
    2011.05.30 web dacapo

    福島もチェルノブイリと同じ人災だ!
    モスクワ発の極秘レポートを公開!

    未だに解決の糸口が見えない福島原子力発電所事故。事故発生から2ヶ月以上経った今になって、「メルトダウンが発生していた」等の発表が政府から出てくる。1986年、未曾有の原発事故を起こしたチェルノブイリから、日本政府が学ぶことは何か。ロシア情勢や外交問題に精通する佐藤優氏に聞いた。

    司令塔不在が招いた初動の不手際

    ――過去、福島原発事故と同じ「レベル7」に指定されたのは、チェルノブイリ原発事故だけですが、今回、ロシアからの情報提供やアドバイスはあったのでしょうか。

    5月11日、私の元にモスクワ発のレポートが流れてきました。福島第一原発事故における、ロシアから日本政府への警告や提言がまとめられていて、恐らくクレムリン(ロシア大統領府)が秘密裏に作成した物と見ています。ロシア政府は、日本政府に対して公にこのレポートを通して原発事故の対処策を訴えたけれども、反応がないので、民間ルートに流してきたものでしょう。最近、こういうケースがよくあり、必ずといっていいほど、文章はたどたどしい日本語で作成されています。ロシア語でレポートを流しても日本国内に広まらないためでしょう。レポートを要約すると「福島とチェルノブイリは同じように人災によって起こされた原発事故」という内容です。まずは、その内容をご紹介しましょう。


    ロシアからの極秘レポート
    タイトル/ロシアから見た福島原発事故
    日時/2011年5月11日(モスクワからの情報)

    福島原発事故から1ヶ月半が経過した今もこの問題はロシアで広く議論されている。ロシア政府高官たちは日本当局と東京電力の対応を批判することなく慎重な発言をしているが、一方で多くの専門家たちは日本政府と東電の対応を厳しく批判している。

    批判の1点は、統合司令部の欠如だ。福島では、チェルノブイリのような、政府当局、東電、地方自治体、自衛隊、核専門家による統合司令部が作られなかった。チェルノブイリでは副首相が司令部の本部長となり、彼がレスキュー・オペレーション全般の責任をとり、レスキュー作業と地元住民非難作戦に参加する全ての人間に命令を与えることができた。

    福島は人的災害だと多くのロシア人専門家は指摘している。彼らは地震も津波も直接の原因とは全く考えていない。津波は福島第2をも襲ったが、そこで問題は発生していない。福島第1で問題が起きたのは、サポート設備の不備、事故発生当初の不適切な対応、そして、実状の隠蔽が原因だった。東電はベストを尽くそうとしたかもしれないが、その対応は混乱し鈍かった。専門家たちによれば、事故発生当初の対応には次のようなミスがあった。

    第1に、原子炉内圧力が上昇すると発電所のオペレーターたちは避難し、彼らは事態が悪化する中、2日間、何もすることなく、電力復旧作業を始めたのは既に手遅れの状況となっていた3月14日になってからだった。

    第2に、東電は最悪のシナリオ時に発電所のインフラ破壊を防ぐための何のプランも持っていなかった。緊急事態対応策の中には国家緊急隊、あるいは自衛隊への連絡も含まれていなかった。緊急時に原子力省などの当局者と地方知事に連絡する唯一の手段はファックスだけで、ファックス受信の確認を例外として電話をすることさえ許されていなかった。

    第3に、事故処理“部隊”の人数があまりにも少なかった。4月初旬、その数は数百で、ロシアの専門家によれば、被爆量の制限の観点からも、経験と情報の共有の観点からも、これは全く不十分な数だった。

    第4に、チェルノブイリでは住民の安全のため地域住民を強制退去させた。そのため当局は厳しく、時には軍の協力を得て作戦を実行した。それしか住民を救う手段がなかったからだ。しかし、日本では危険地域から住民に非難勧告をするだけだった。

    さらにモスクワの専門家によれば、日本が提供する福島の状況に関する情報は全く信頼できないものだった。実際、彼らによれば、4月上旬、国際原子力委員会の日本代表は現状について信頼できる情報の提供を拒んだという。その日本を、福島と同型の原発を持っているアメリカは支持したという。

    多くのロシア人専門家たちは、日本当局は事故対応のためのプランを何も持っていなかったと強調している。対応は全て場当たりに見え、得策とも思えないものも含まれていた。彼らの意見では、「日本当局者はチェルノブイリ事故から何の教訓も得ようとしなかった。」福島原発はアメリカのプロジェクトに従って40年ほど前に建てられたもので、地震国・日本に適するものではなく、津波対策も不十分だった。「その決定要因は経済性であり、安全性ではなかった」と専門家たちは信じている。

    最も批判されている点は、使用済みの核燃料が発電所の外の特別貯蔵庫に搬出されることなく同じ建物内のタンクに入れられていたことだ。ほとんどのロシア人専門家はこの事実に驚いている。福島第1の30年間の運転で蓄積された全ての使用済み核燃料が発電所内に貯蔵されていた。専門家によればこれは原子力爆弾40個を作る量となる。
    この使用済み燃料が環境と接触すれば、水、土壌、大気はすぐにストロンチウム、ウラニウム、プルトニウムで汚染されてしまう。国際的慣例では、使用済み核燃料は核燃料供給者がすべて活用処理することになっている。福島の燃料供給者はアメリカ人だが、彼らは何らかの理由でこれらの使用済み燃料を原発運転全ての期間にわたり何の活用処理をしてこなかった。

    損壊した発電ユニットに対する安全措置についても疑問の声が投げかけられている。日本当局者は損壊した発電ユニットを特別な素材でできたフードで覆うことを計画している。フードはすぐに熱で壊されるのでこれは無駄だとロシア人専門家たちは強く指摘している。彼らの意見では、これはおそらく国民を安心させることのみを目的としている。このフードは汚染された塵の拡散を防ぐものだろうが、さらに危険なのは汚染された水が土壌と海に漏れ出していることだ。当局は汚染水を特別な舟で集める計画だが、その後この舟はどこに行くのか?そして集めた水をどうするのか?

    ロシアでは今でもチェルノブイリは人災の代名詞だが、この1986年の事故と福島の比較は避けられない。しかし、2つの事故の環境汚染・人的被害の大小について意見はロシアでも分かれている。ほとんどの専門家は福島は第2のチェルノブイリではないと考えている。福島では燃料の露出もなければ原子炉の爆発もない。

    一方、福島の影響はチェルノブイリよりも大きいと主張する専門家たちもいる。チェルノブイリでは原子炉が爆発し黒鉛が燃えた。しかし、損壊した原子炉は1つだけだった。日本では3つの原子炉と4つの使用済み核燃料プールが損壊している。放射線放出はチェルノブイリの20倍だ。そしてこの放出は1ヶ月以上続いている。

    福島事故の結果、国際社会は原子力発電について統一した安全基準を作る必要があるというのがロシア人専門家の一致した意見だ。

    以上
    (原文ママ)

    ■佐藤優 プロフィール
    作家、元外務省分析官。1960年東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。ロシア情報収集・分析のエキスパートとして活躍し、「外務省のラスプーチン」「戦後最強の外交官」等の異名をとった。著書に『3・11クライシス!』(マガジンハウス)、『国家の危機』(KKベストセラーズ)、『自壊する帝国』(新潮社、第38回大宅壮一ノンフィクション賞、第5回新潮ドキュメント賞受賞作)、『国家の罠』(新潮社、59回毎日出版文化賞特別賞受賞作)等、多数。

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