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    原発問題 -The Truth is Out There-

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    東電福島原発事故の真実 放射能汚染の真実 食物汚染の真実 正しい情報を求めて

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    長ぐつ履かず、警報も無視、福島第一原発で作業員被曝 2011年03月26日 

    長ぐつ履かず、警報も無視、福島第一原発で作業員被曝
    2011年03月26日(約7200字)asahi.com

     東京電力福島第一原子力発電所は、建屋を破壊され、外界に放射性物質を放出する異常な事態に陥っている。3月24日、放射性物質に汚染された水たまりに長靴をはくことなく足を踏み入れた作業員が180ミリシーベルトの放射線を浴びて病院に運ばれた。線量計のアラーム(警報)が鳴ったはずだったのに、なぜそれは無視されたのか? 東京都千代田区内幸町の東京電力本店から報告する。

      ▽筆者:奥山俊宏
      

     ■24日夕

     24日午後4時3分、記者会見が始まり、武藤栄副社長が説明を始める。


    明かりのついた福島第一原発1号機中央制御室=3月24日午後1時ごろ(東京電力提供)
     最初の話題は、1号機の中央制御室に電気が通じ、午前11時半ごろ、照明が点灯した、という話。22日夜に明かりのついた3号機の中央制御室に続く、前向きな話だ。

     2つ目の話題は、悪い話だった。「本日午後、3号機タービン建屋の1階および地下におきましてケーブル施設作業を行っておりました協力企業の作業員の方、3名につきまして、約170ミリシーベルト以上の線量を確認いたしました。うち2名につきましては両足の皮膚に汚染を確認したため、現在、病院に搬送中でございます」

     質疑は、後者の話、つまり、作業員の被曝に集中する。

     ――協力企業の3人の方の被曝について、どういう状況で、何をしていたのか、詳細を教えてください。

     きょうの午後、3号機のタービン建屋の地下で電気関係の作業をしていました作業員3名の方の個人線量計の値が170ないし180ミリシーベルトを示していることが確認をされたということでございます。そのうちのおふたかた(2人)につきまして、汚染が確認されたということで、病院に搬送したということでございます。地下で電気関係のケーブルの接続の作業をしていた作業員の方々3名に汚染が見つかった。そのなかで2人について足に(放射性物質による)汚染があったために病院に搬送したとういことでございます。

     ――足の汚染というのは?

     タービン建屋の地下に水が少したまっていたようで、水に足がつかっていた状態でしばらく作業をしていたという情報がございますけれども、その状況につきましては調査中でございます。3人のうちのおふたかたの足にベータ線熱傷(β線熱傷)の可能性も否定できないという判断がございまして、除染をしました後、医療機関に搬送したということでございます。

     ――協力企業の会社の名前を教えてください。

     会社名につきましては差し控えたいと思います。

     ――ベータ線を出す放射性物質がなぜそこにあるんでしょうか?

     現時点では確認できておりません。

     ――3号機のタービン建屋は壊れずにほぼ無傷のまま残っていることで間違いないでしょうか? 水は津波をかぶったときのものでしょうか?

     タービン建屋につきましては、詳細を調査したわけではありませんが、原子炉建屋のような状況とは違って、健全な状態にあるというふうに思っております。水がどこから来たかということについては、何とも申し上げられませんが、津波の水もあったと思いますし、あるいは、それ以降、水が入った可能性も考えられますし。どこから来た水かを明確に決めるのが難しい。

     ――ベントで漏れ出てくるような放射能のレベルではないですよね?

     それについても、どんなレベルだったか、よく見る必要がある。
     ベータ線というのは、ガンマ線などと並ぶ放射線の一種だ。

     この3人とは別に、24日朝の時点で、14人が、これまでに累計で100ミリシーベルトを超える放射線を浴びたと明らかにされる。20日朝の時点では7人だったから4日で倍増したことになる。24日昼に被曝した3人を合わせると、少なくとも17人の累積被曝が100ミリを超えたとなる。


    記者会見する東京電力の武藤栄副社長=3月24日午後4時29分、東京都千代田区内幸町で
     中国から来たという記者が2人、質問に手を挙げて指名される。そのうちの一人は、ややつたない日本語で、言葉に詰まりながらも、次のように質問する。「日本のメディアによると、今度の原子力爆発の事件について、東京電力は事実を隠していると、原子力のデザインに欠陥が存在しているという言い方があるんですが、これについてどう思いますか」

     武藤副社長はそれに答えて言う。「地震が起きたあとから発電所の状態につきましては日々ご報告をさせていただいているわけで、何かを隠しているというようなことはまったくないと思っております。それから、設計上の問題につきましては、今回の津波はたいへん大きな歴史的に未曾有の津波であったわけでありまして、それに対しての備えがどうであったかはこれから検討されるべきことと思います」

     ■24日夜

     その夜、午後8時2分に始まった記者会見で、東電は、被曝した3人について「Aさん」「Bさん」「Cさん」という符号で説明する。

     Aさんは30代男性で、今回の作業での被曝が180.07ミリシーベルト、前日までの累積を合わせると198.24ミリシーベルト。

     Bさんは20代男性で、今回の被曝が179.37ミリシーベルト、前日までの累積を合わせると188.06ミリシーベルト。

     Cさんは30代男性で、今回の被曝が173ミリシーベルト、累積で174.99ミリシーベルト。

     3人は、チャコール(活性炭)フィルターつきのマスクで顔の全面を覆い、アノラック(カッパ)を上半身、下半身にそれぞれつけ、さらにタイベック(つなぎの防護服)、ヘルメットとゴム手袋を身につけていた。AさんとBさんは短靴を履いており、その上部から水が入り、内側のくるぶしまで水につかった。Cさんは長靴を履いていたため、足は水につからなかった。3人は40~50分にわたって、その場所で電源ケーブルを敷設する作業にあたったという。現場に東電社員はいなかった。

     東電によれば、昼過ぎに被曝が判明した後、福島第一原発の構内で30度のお湯を使って患部を除染した。2人に外から見える外傷はないものの、福島第一原発の産業医は「ベータ線熱傷の可能性がある」と診断し、「念のため病院に行ったほうがいい」と勧めたという。2人は20キロほど南にあるサッカー競技施設「Jヴィレッジ」を経由して、福島市にある福島県立医科大学付属病院に救急車で運ばれた。

     東電が事後、午後1時過ぎに現場で放射線量を測ったところ、空間放射線は毎時200ミリシーベルト、水の表面は毎時400ミリシーベルトだった。前日、同じ場所で東電社員が作業した際には水はほとんどなく、放射線量も少なかったため、当日の測定はしなかったという。「事前サーベイは行っていません」

     計画線量は20ミリシーベルトで、その値を超えると線量計のアラーム(警報)が鳴り出すように設定していた。

     ――アラームは鳴っていた?

     アラームは鳴っていたと思う。

     ――それでも作業を続けたのはなぜ?

     そこは直接、作業員の方にお話をうかがわないといけない。アラームが鳴っていたのになぜ作業したのかは、現状では把握できていない。

     ――作業員は自分の判断で撤退できるのか?

     線量計を持っているので、ご自身の判断で撤退できる。

     ――現実的にはどうなのか?

     ご自身の判断で作業を止めていただける状況はあった。

     ――実際はどうだったのか?

     実際は、と言われると、直接、作業員にお話をうかがわないといけない。

     ――作業員の所属会社の社名を教えてほしい。

     それは控えさせていただきたい。
     私が聞いている範囲では線量の管理は、自分で線量を守るのが最後の砦。他人が押しつけて、出てくるのが駄目だなどという環境にはない。そうでないと(みずからの意思で退避できないと)法律に抵触してしまうわけで、自分で出てこられない環境であることは絶対にない。

     ――現場の具体的な状況だが、放射線管理員の方はどこにいて、どういう指示をしていたのかは分かるか?

     管理員は前日に現場での作業で線量を測っており、当日は現場に管理員はいなかった。

     ――前日と当日で、現場の状況が変わるということは想定していないのか?

     そうですね。前日と同じ状況と判断していた。

     ――きょうは放射線管理員はどこにいたのか?

     ちょっと確認したい。

     ――放射線管理員がつくのが規則ではないのか?

     事前にその場の雰囲気(空間線量)を測って、その場の作業環境を確認している。今回は前日の作業環境と変わらないと判断した。

     ――前日と放射線量が全然違う理由は分からないか?

     今は分かりません。

     ――そもそもの疑問だが、アラームが鳴ったら退避するように指示しているのか?

     アラームが鳴ったら退避するよう指示していました。ただ、全面マスクをつけていて音が聞こえないということもある。アラームが鳴り響く中で、自分のアラームじゃないと判断したケースもある。どういう事情だったか、環境だったかというのは作業員本人に確認しないと分からない。

     ――「熱傷の疑いがある」ということと「外傷がない」ということに矛盾はないのか?

     現状確認した限りでは外傷はないが、状況から作業員が(病院に)行った方がいいと判断された。

     ――東電と協力会社との契約の関係は?

     確認とっておりません。

     ――2次下請けか、3次か?

     確認してお答えする。

     ――相当な水が急にたまったのはなぜか?

     調査中です。

     ――復水器が壊れたとか

     分かりません。

     ――ベータ線の核種は何か? どういうとこから出てくるのか?

     水に含まれるヨウ素とかセシウムもベータ線を出す。皮膚と水が接触するとベータ線熱傷の可能性あると判断したのでは? どこからかは分からない。

     ――電気工事をやる際に下に水がある場所でなんの絶縁措置も執らないのか。

     そこも含めて確認する。

     ――長靴を履くのが普通。前日に水があることが分かっている。

     おっしゃるとおりだと思う。部分的なものかも。改めて確認する。

     ――作業指示の時にどういう指示したのか。手順は。確認してくれ。

     はい。

     ――復旧を急ぐあまり無理させていたのでは?

     安全を最優先にということは、関係する人間は認識して進めている。

     ――安全第一なら放射線管理員がなぜつかなかった?

     確認する。

     ――安全管理がずさん。

     確認する。

     ――汚染されている水が危ないという認識があるなら、すぐ出てくるのでは?

     同じ回答で恐縮だが、本人たちに確認する。

     ――その日の状況によって空気の流れで線量予測できない。なんで当日サーベイしなかったのか。

     確認する。

     ――放医研(放射線医学総合研究所)には搬送しないのか。

     まだその情報は聞いてない。

     ――1回の作業の上限の放射線量は?

     法令(の上限値)が250ミリシーベルト。それを超えないように。だいたいの目安を持ってやっている。その一つが警報値。

     ――短時間で250を浴びるのと、何回にも分けて浴びるのでは違う。

     作業の種類による。雰囲気(空間放射線の測定結果)とかみて、作業計画たててやる。

     ――現場に行って水がたくさんあったときに、3人が外部と連絡することは?

     現場の状況が違うと連絡をとる。

     ――連絡をとる手段はあったのか?

     確認します。

     ――単独で作業している方は?

     単独作業はない。

     ――お互い線量はチェックできるのでは?

     ポケットの中に入れて、その上にアノラック。脱がないと見れない。

     ――アラームは意味なさない?

     アラームは鳴る。

     ――線量計はアノラックの外に出さなくていいのか?

     アノラックのポケットに入れる。何段階かで鳴る。

     ――20ミリは1回の作業の上限?

     1日の作業。作業ごとに設定値を決めている。

     ――複数人で作業をしているとき、誰が帰ると判断しているのか。1人だけ帰ることは可能なのか?

     仮に1人だけ超えた場合、1人を帰す。

     ――線量計は数値は残るのか?

     日々、数値をパソコンや紙に書いて管理している。

     ――長靴、短靴で分かれたのはなぜ? 東電では現場での服装について定めたものはない?

     どなたが長靴で、というのはいま分からない。東電としての必要な装備は定めているが、足の装備は汚染防止という観点からは特にない。

     ――会社(作業員が所属する会社)によって、長靴と短靴が分かれた?

     結果的にそういうことは言えると思う。

     ――くつの定めはない?

     場合によっては靴を覆うオーバーシューズをつけることもあるが、はしごをわたることもあるので、はきものをつけていれば身体が汚染されることはない。

     ――現場でのやり方は適切だった?

     その辺については我々の判断がどうだったのか確認したい。

     ――保安規定などでは、放射線の高い場所で作業するときには、作業計画を立てて、責任者の承認を得て、責任者が立ち会わないといけないと定められているはずだが……

     作業計画は基本だが、ちょっと確認したい。

     記者会見の話題はその後9時半、各プラントの電源や水源の復旧の進み具合に移り、説明者も交代する。午後9時56分、終了する。

     ■緊迫した日々

     作業員被曝をめぐって1階の会見室が熱気に包まれる一方で、3階の会見室では午後6時36分から、計画停電に関する記者会見が粛々と始まる。藤本孝副社長らいつものメンバーが説明者で、ほぼ定例化している。1階の会見室よりはるかに広い会見室は外気が入ってきて寒々としている。

     藤本副社長の説明に続いて、島田保之・営業部長が、東電のカスタマーセンターに顧客からかかってきた電話の件数を説明する。これも毎日の記者会見で定例のように行われている説明だ。

     それによれば、23日にかかってきた電話は6万6千件で、このうち計画停電に関する問い合わせが2万2千件。計画停電の対象地域に関する不公平感を訴える声も依然として多い。

     顧客の訴えの具体例が島田部長から紹介される。

     「米の種子を生産しており、夏場、乾燥機を使用しているときに停電すると、だめになってしまう。死活問題だ」

     「子どもが難病を抱えている。夏はエアコンが必須であり、停電エリアに入るのであれば、対処してほしい」

     「出勤前の朝の時間帯を外すことなどはできないのか」

     「電話がつながりにくい。ちゃんとつながる番号を地域ごとに設定してほしい。こんな時期だからこそ電話がつながらなくてどうするんだ!」

     質疑応答に移る。


    記者会見する東京電力の藤本孝副社長(中央)と島田保之・営業部長(右端)=3月24日午後7時4分、東京都千代田区内幸町で
     週刊誌「アエラ」の大鹿靖明記者が東電のマネジメントの現状を問いただしていく。

     ――勝俣さん(勝俣恒久会長)はいま社内でどんな指揮をとられているのか? 清水さん(清水正孝社長)との役割分担がどうなっているのか伺いたい。

     いま、2階に菅総理が本部長となっている原子力の対策本部がございます。勝俣と清水はそこに詰めております。交代でいるときもあれば、一緒にいるときもあります。

     ――おふたりで役割分担はあるんですか?

     特に社長と会長で役割分担というのはないんですけど、基本的には社長が社内的な指揮を執るという立場をとっております。大臣等が、海江田大臣がかなり常駐していただいていますので、海江田大臣からのご指示、これは勝俣がうけたまわることもございます。基本的には社内の指揮は清水、大臣等の対応は勝俣となっています。明確にはなっていないが、そんなような対応をしています。

     ――代表権のある副社長が6人もいらっしゃいますが、この役割分担はどうなっていますか?

     計画停電のほうは私と藤原という副社長、販売本部長ですが、これが主としてやっています。武藤はご存じのように原子力。竹井という副社長は金融関係にいま奔走しております。それから、山崎という副社長がおりますが、これは要員関係、健康問題、そういうようなところ。皷は地域担当でございますので、鼓も原子力のほうに詰めておりますが、いまは福島のほうに行ってます。

     ――地震が発生してからもう2週間弱がたつんですが、この2週間余を振り返って、マネジメントとして、あの段階でこうした決断をできていれば事態がもう少し変わったという点はありますか?

     金曜日に地震が発生いたしまして、土曜日にそんなに電力が落ちなかったということから、まず最初に考えましたのは、「週明けは相当なことになる」というふうに思いまして、「とにかく需要を抑えないと、かなり、予想しかねる事態になる」ということを被災以降ずっと考えておりました。「何とかそこを回避したい」ということを実施直前までずうっと考えておりまして、今、あのときあれをやればというのは、とにかく大停電になることは回避したいという一心で、あまりその、多くのことについて思いが至らなかったということはございます。

     ――これは大変だというのは金曜日に思ったんですか?

     金曜日の段階で福島(の原子力発電所)が全号機だめになったということが分かり、これはすごいことになるということは想定いたしましたが、需要がどのくらい出るのかというのが分かりませんでした。地震の場合、(通常は)需要は落ちる。かなり需要も落ちると思ったが、土曜日に3400万キロワット出た。これがこのまま月曜日になだれ込んだら、「ちょっとこれは大変なことになる」ということを刻々と思っていた。

     ――大変な事態になると思ったのは金曜日の何時ごろですか?

     福島の電源が全部落ちたとき。スクラムと言いますけど、福島は当面復活しないと。これは津波がどうとかではなく、基準震度が決められていますけど、それ以上だと全号機停止するようになっているんですね。止まってこれを早期復電するということは原子力の場合できませんから、これでかなり緊迫感は持ちました。
     24日午前6時半の時点で福島第一原発構内では581人が働いている。

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