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    原発問題 -The Truth is Out There-

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    東電福島原発事故の真実 放射能汚染の真実 食物汚染の真実 正しい情報を求めて

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    IRSNは原発推進ということに変わりはなかった 

    今までIRSNの報告書は日本政府が公開しなかった事実を知る大変貴重なものであり、書かれていることも非常に重要だと考えてきましたが、今回の報告書、質疑応答を読むと、非常に判断、考え方が安全寄りになっており、IRSNが改めて原発を推進する国、フランスの研究機関であることを思い知らされました。

    フランスはあくまでも原子力推進を国策としていますから、この日本での災害は、食品の高い基準値で内部被曝が進もうが、原発事故さえ終息すればよいとする考え方だったのです。


    IRSN調査報告会 在東京フランス大使館(7月7日)
    Genpatsu 福島原発事故に関する海外メディア報道 翻訳

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    原文

    質疑応答

    Q. 今、東京で検出されてる放射線は何が原因ですか?

    A. 今、検出されている放射線の原因となっているのはほぼセシウムで、半減期は2年。また、ストロンチウムの検出量が予想より少ないが、その原因ははっきり判明していない。

    Q. 実際には放射線が検出されているのに、「検出されない」と公表されることがあるのはなぜか?

    A. 公表されている数値は、「新たに増えた放射線の量」。なので、状況に変化が無い場合には、「新たな汚染は検出されていない」と発表される。

    Q. 日本の政府の発表は信頼できるのか?

    A. 日本政府の発表は透明性は少ないが、特に疑ってはいない。公表される値も、大まかなこちらの予想と大きく外れてはいない。ISRNで独自に行っている調査結果ともズレは無い。日本がもし嘘の発表をしたら、原子力安全保障の国際的なメカニズムの崩壊を招くことになり、日本政府がそんなリスクを取ることはできない。

    Q. CTBTOの数値は公表されないのか?

    A. CTBTOが行っているのは、地球上で大気内核実験が行われていないかをチェックするための調査で、その性質上、その調査結果は法律で機密扱いになっている。フランスではCEAの管轄下にあり、IRSNでも確認はできていない。ただし、法律上機密扱いにしなければいけなくなっているだけの話で、法整備に時間がかかっているが、あえて隠そうとしているわけではない。

    Q. 子供に食べさせない方が良いもの、対策はあるか?

    A. 特に問題となるものはない。しかし、潜在リスクを減らすために、できるだけ食べ物のバリエーションを増やした方がより安心。あえて言うなら、甲殻類やキノコなどは、放射性物質が濃縮する性質があるものなので、注意。チーズは、製造工程で濃縮された成分が取り除かれているので、牛乳より安全かもしれない。

    Q. 根菜類は大丈夫か?

    A. 放射性物質は、地表に落ち、土を通して野菜に取り込まれるというプロセスの間に薄まるため、根菜は特に問題無い。現時点では、ほぼ検出不能な値しか検出されない。また、チェルノブイリでは、野菜がセシウムを吸収するのを防ぐために、セシウムと形状の似たカリウムを大量に撒いて野菜に吸収させるといった対策を取った。恐らく、日本でも同じような対策が取られると思われる。

    Q. 雪解けのタイミングで汚染が広がる可能性は?

    A. 確かに川への影響がある可能性はある。川魚から検出されているのはそれが原因かもしれない。

    Q. フランスで汚染された茶葉が見つかったがどう思うか?

    A. 茶葉は、お茶を乾かす時に、屋外で広げて乾燥させるという工程がある。このタイミングで放射性物質が付着し、さらに乾燥を通じて濃縮したと思われる。そのため、グラムあたりの放射線量が高くなる。しかし、IRSNでその値を調べたが、4000リットル飲まないと1ミリシーベルトいかない程度だった。

    Q. 基準値を決める際の根拠は?

    A. 一日に食べる食べ物の10%が汚染されていると仮定して、1年の被曝量が1ミリシーベルトを越さないような値を算出する。

    Q. 福島産の野菜は大丈夫?

    A. 市場に出ている段階で基準値をクリアしているということなので、消費者が買える状態にあるなら、それは大丈夫だと考えている。

    Q. 炉心溶融物(コリウム)はどういう状態にある?

    A. 現状では確かなことは言い難い。分かっているのは、溶ける時に形が歪んでしまっているためて、きちんと冷やせていないということ。ただし、効率は良くないが、塊全体としての温度は下がっている。スリーマイル島の事故の際は、炉心溶融物の確認のために内部に戻れたのは事故から10年後。日本で何年かかるかはまだ分からないが、同じくらいかかるだろう。

    Q. 水道水の安全性はどうなのか?なぜ時々しか検出されないのか?

    A. 水の汚染は、水源が直接汚染されるケースと、川・用水路周辺の土から少しずつ漏れ出して汚染されるケースの2種類がある。

    水源の直接的な汚染は、事故の最初期の段階がピークで、今は周辺に蓄積された放射性物質が少しずつ溶け込む形で汚染されていると考えられる。また、水道の濾過装置に放射性物質が蓄積するため、一時的に数値が高まる可能性もある。

    Q. 燃料プールの崩壊のリスクは?

    A. 原子炉はもうこれ以上悪化のしようがないレベル。燃料プールの方は、これ以上の悪化を防ぐために、補強工事が進んでいる。

    もし、プール内の燃料が一気に反応した場合、周囲1キロ近辺は人が近づくことすらできなくなる可能性があったが、今は事故直後に比べだいぶ安定している。しかし、問題の根本的な解決には、貯蔵されている燃料を取り出す必要があり、それには1年以上かかる可能性もある。

    Q. 各地でホットスポットが見付かっているが、子供が近付かない方がいい場所などはあるか?

    A. 排水溝など水の通り道は、放射性物質が蓄積しやすいので注意した方がいいかもしれない。とはいえ、近づくのが危険なほどのレベルではなく、「1年間ずっとそこにいたら影響が出るかもしれない」程度なので、絶対に近づかない方が良い場所というのは特に無い。

    Q. 食べ物の基準は、一つのサンプルで集荷した自治体全体の数値とみなしているが、濃度の違いがあるだろうから、そのやり方で本当にわかるのか?

    そのやり方には透明性がかけているという点は否めない。

    Q. お風呂は避けるべき?

    特に問題はない。また、湖は放射性物質が蓄積しやすいので、機会があっても泳ぐのは避けた方が良い。

    以上です。

    Genpatsu 福島原発事故に関する海外メディア報道

    原発 放射能 水道 食品汚染
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    テーマ: 社会問題

    ジャンル: ニュース

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