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    原発問題 -The Truth is Out There-

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    東電福島原発事故の真実 放射能汚染の真実 食物汚染の真実 正しい情報を求めて

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    東電幹部などの刑事告発が却下されたら日本は終わる 

    普通の会社であれば、自己の責任を問われ、業務上障害、業務上過失致死、風説の流布など様々な刑事責任を問われて然るべきであり、巨額損失の上に終息の見えない事故により、会社更生法適用の上で国家の管理のもと、全ての財産を没収され、被害者救済にあたるのが当たり前の事態収束方法です。

    それが政府、マスコミ、学会、経団連、業界団体、警察組織、全てを巻き込んだ巨悪の発露に繋がる為、当たり前の罪に問われていないと言う、日本始まって以来の国家による凶悪犯罪が行われてしまっているのが現状です。

    そしてその為に国民は被曝し続け、この後数十年で数十万人の被害者を出してしまうであろうことがチェルノブイリの経験からわかっているのです。

    それを看過出来なかった ジャーナリストの広瀬隆氏と明石昇二郎氏が告発してくれました。

    告発出来たのは私が指摘した組織のほんの一部ですが、それさえも誰も告発出来なかったというのは、原子力ムラの闇の深さが常人には太刀打ち出来ないくらい深いものであることを物語るものです。

    広瀬隆氏と明石昇二郎氏には頭が下がります。

    この告発を警察、検察が握りつぶしたら、もう日本と言う国は法治国家である先進国という看板を下ろさねばなりません。

    東電は警察の天下り先になっており、現在でも32名が在籍しているという事実がありますので、この告発が成功するかどうかが大変注目されます。

    もしこれが不透明な操作により退けられるのであれば、我々は非合法な手段に訴えてもこの国家の闇を破壊しなくてはなりません。



    東電最高幹部、山下教授ら張本人32名を刑事告発
    2011年7月15日 23:03 田中龍作ジャーナル


    21世紀日本、最悪の人道犯罪を引き起こした張本人たちが一斉に刑事告発された。

     主役たちとは東京電力の勝俣恒久会長はじめ最高幹部3人、原子力安全委員会の斑目春樹委員長、寺坂信昭・原子力安全保安院長ら(以上Aグループ)、福島県放射線健康リスクアドバイザーの山下俊一・長崎大学大学院教授(※)、高木義明文部科学大臣ら(以上Bグループ)。

     黒澤映画も顔負けの豪華出演陣だ。登場するのは悪役ばかりの惨劇だが。

     Aグループの罪名は業務上過失致死傷、Bグループは業務上過失致傷で、両グループ合わせると被告発人は32名にものぼる。

     告発したのは ジャーナリストの広瀬隆と明石昇二郎氏。両氏は今月8日付で上記32名を東京地検特捜部に告発した。

     告発状によると主役たちの罪状は次のようなものだ――

    ●東電(勝俣会長ら)は、いったん原発事故が起きれば多数の一般住民を被曝の危険に晒すことを知りながら、そうした事態を避けるための措置を怠った。さらには「原発安全神話」をふり撒き、危険性を指摘する学者、ジャーナリスト、市民に攻撃を仕掛けた。

    ●原子力安全保安院(寺坂院長)は、同院所管のワーキンググループ委員から原発を襲う津波の危険性を指摘されていながら、その対策を東電に講じさせなかった。

    ●原子力安全委員会(斑目委員長ら)は、事故防止のために万全な措置を講じるよう東電や安全保安院に指示しなければならないにも関わらず、この任務を放棄した。
     「浜岡原発運転差し止め裁判」の際、斑目委員長は「再循環系が複数同時に破断し、同時に緊急炉心冷却系が破断することも考えるべきではないか?」と問われ、「地震が起こった時に破断することまで考える必要はない」と答えている。(裁判で問われていたことが福島第一原発で実際に起きてしまった。これが任務放棄として告発されているのである)

    ●福島県放射線健康リスクアドバイザーの山下教授は、放射線専門家として子供らの安全を図る義務があり、速やかに子供らを避難させなければならないにもかかわらず、ずっと放置していた。一般市民、児童、生徒、学生らの避難と放射性物質による被曝からの防御対策をサボタージュした。

     告発人の広瀬隆氏は「チェルノブイリ以上のことが起きている。彼ら(被告発人32名)をはっきり悪党と呼ぶ。はっきり呼ぶ」と奥歯を噛みしめた。

    告発人の一人、広瀬隆氏が最も危惧するのが放射性物質による健康被害だ。福島県内の放射線調査によれば30万人もの小中学生が放射線管理区域と同じレベルの線量を浴びながら生活している。

     放射線管理区域とは一般公衆の被曝防止のために立ち入りを制限する区域のことで、基準は0.6μSv/時 (5.2mSv/年)以上とされる。
     
     原発労働者の白血病の労災認定基準は年間5mSv。この数値を超えると白血病になる危険性が高まるのである。年間の被曝量が5.2mSv以上という環境がどれほど異常かお分かり頂けよう。ここに放射線に対して感受性の強い小中学生を30万人も“閉じ込めて”いるのである。

     驚愕の報告書がある。欧州議会に設置されている「ヨーロッパ放射線リスク委員会(ECRR)が、国際原子力機関(IAEA)と日本の公式データをもとに福島県の近隣地域で今後発症すると予想されるガン患者の数を発表した。

     それによると福島第一原発から100km圏内では今後10年間に10万人以上がガンを発症する。100~200km圏内では12万人以上となる(この地域の方が住民の人口が多いため)。ドイツのメルケル首相はこの報告書を読んで原発全廃に政策転換したという。

     広瀬氏は「ECRRの報告書を読んでいないのは日本人だけ」と唇を震わせる。 読んでいないというよりもマスコミがほとんど伝えていないためだ。新聞・テレビは大スポンサーである電力会社に都合の悪いことは報道しないのである。

     チェルノブイリ事故では死者が4,000人とも100万人とも報告されている(※注)。同事故を凌駕する福島原発の事故で、死傷者が出ないはずはない。ひとたび事故が発生すれば大惨事となる。にもかかわらず、東京電力は必要な安全を講じてこなかった。山下教授は住民を危険な地域に居させ続けた。
     
     15日、自由報道協会主催の記者会見で出席者から「未必の故意による殺人ではないか?」との質問が出た。筆者も東電の武藤栄副社長に同じ質問をしたことがある。そう考えるのが常識だろう。

     広瀬氏は「司直が東電の本店にトラックで乗り付け、ダンボール箱一杯に証拠を押収する場面を早く見たかった」と本心を吐露した。

     輸送機関が死亡者を出す大事故を起こすと、警察が業務上過失致死傷の容疑で本社を家宅捜索する。殺人罪よりも業務上過失致死の方が問いやすい。
     
     「被曝を食い止めたい一心だった。こういう事故を起こせば刑事告発されるということを日本全国の電力会社に呼びかけたかった」、広瀬氏は業務上過失致死を選択した理由を語った。

    東京電力・勝俣恒久会長。広瀬隆氏のひそみに倣えば「悪党の頭目」だ。(写真:筆者撮影)


     刑事告発の内容は広瀬、明石両氏にとって満足の行くものではない。原発安全神話を国民に刷り込み、今回の事故でも「心配ない」とデマを垂れ流し続けてきたマスコミを告発しなかったことだ。
     フリー記者の上杉隆氏が「(危険性を)知っていながらウソを報道し続けてきたマスコミをどうして(被告発人に)入れなかったのか?」と突っ込んだ。

     「それが心残りです」、広瀬氏は天を仰ぎ軽く溜息をついた。確かにマスコミ(記者クラブ)は東電や原子力安全保安院と同じくらい罪深い。事実を普通に報道していれば事故は防げた可能性が高い。何より事故発生後も政府と異口同音に「心配ない」を繰り返したことで、住民は避難が遅れ必要以上に被曝することになった。

     飯舘村民で現在福島市に避難している男性(農業・40代)は次のように話す―
    「告発によっていろいろな事実が明るみに出ることを期待したい。加害者である東電や山下教授に生殺与奪を握られていたことを再確認した。国民皆が怒らなくてはならないのに、なぜ日本人は騒がないのだろうか?」

     脱原発の気運は盛り上がりを見せている。だが与党民主党、最大野党自民党はともに原発推進の大きな原動力だ。

     「今全廃に持っていかない限り、原発はまた大事故を起こす」、広瀬氏は表情を険しくした。

     ◇
    (※注)出典:『原発の闇を暴く』(広瀬隆、明石昇二郎共著)

    http://tanakaryusaku.jp/2011/07/0002656

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